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4月、学会シーズンになりました

[2025.04.17]

 先日、zoomを使って開催された講演会の後で、旭川の片山先生、高知の吉井先生とお話する機会がありました。学会や研究会は大都市で開催されることが多く、症例も大都市の方が集まりやすいため、研究に関しては地方在住だと不利な面が多いですが、お二人はリウマチの研究活動や論文執筆を長年にわたって継続されており、いつも刺激を受けています。
 コロナ禍によって学会や研究会も変化しています。Webを活用したオンライン開催やオンデマンド開催などが一般的になりました。私自身、現地に行かずに済ませることが多くなっています。さらに円安によって国際学会への参加のハードルがかなり高くなっています。昨年の11月にワシントンで開催された米国リウマチ学会は、参加費が1400ドル(約22万円)でした。学会に参加するためには、会場に入るために必要な参加費の他に、交通費、宿泊費、食事代もかかります。国際学会に参加することが難しくなれば、日本の研究活動が縮小し、国際競争力を失っていくのではないかと心配です。
 また、トランプ大統領によって世界が関税問題に直面する事態になっていますが、米国から日本への輸入額で最も多いのは医薬品です。日本は多くの治療薬、検査・処置・手術に必要な物品を他国からの輸入に頼っています。関節リウマチ治療においても例外ではありません。高額療養費制度に関する議論において話題になっていた高額のリウマチ治療薬もほぼ輸入品です。現時点では関税の問題が直撃してはいませんが、円安や世界情勢の不安定化によって、資金不足で買えないことや売ってもらえないことが今後増えていくのではないかと危惧しています。
 難しい問題が山積しておりますが、今月は福岡で日本リウマチ学会が開催されます。診療もありますので、限られた時間の参加にはなりますが、新しい知見を得ること、旧友と会うことを楽しみにしています。

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